工場や倉庫の水銀灯をLEDに交換する場合に注意すること~その2

カテゴリ:LED照明の選び方 

2. 水銀灯の電球部分だけをLEDに交換するよりも照明器具全体を交換する方が良い。

よくお客様からお問い合わせをいただくことのひとつに、工場や倉庫の水銀灯の球だけLEDに交換したいというものがあります。

まだ器具は使えそうだし、球だけの交換なら、自分でできそうなので、工事費用もかからないし、価格も安いというのが理由のようです。

実際、コーンライトなどと呼ばれるとうもろこし型のLEDランプが市販されています。

しかし、長年LED照明の販売をさせていただいている立場からしますと、器具ごと交換することをお勧めしています。

その理由は、以下の通りです。

<照明器具ごと交換する方が良い理由>

・水銀灯の球だけをLEDランプに交換する場合でも、水銀灯の安定器を取り外して配線工事を行わないとLEDランプを取り付けることが出来ない場合が多いので、工事費用はかかる。 安定器をLEDランプ専用の電源ユニットに置き換える場合も多く、器具ごと交換する場合と工事費用が大きく変わらない場合が多い。

・トウモロコシの様な形状のLEDランプは、狭い場所にたくさんのLEDチップを並べて配置しており、熱に弱いLEDチップの放熱が十分確保できていない場合があるため、寿命が短い傾向がある。

・器具一体型の工場・倉庫用のLED照明は、放熱が十分行われるように設計されており、放熱不足になることがないため、設計寿命まで維持出来る割合が高い。

・トウモロコシの様な形状のLEDランプは、大部分が、横方向に光を放つため、ランプシェード(傘)で、光を反射させて、下方向を照らすが、反射効率が100%ではないので、光束のロスが生じる。そのため、同じ消費電力の器具一体型の製品よりも暗くなる。

・器具一体型の工場・倉庫用のLED照明の場合、下方向に適切なビーム角で照射するように、選択出来る。また、その分、光束のロスが少なく、明るい。

・水銀灯の照明器具が、老朽化している場合も多く、接触不良などのトラブルが生じる可能性がある。

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